タイトル:巷のレポートVOL.18

こんにちは スタッフ中井です

いつもご利用頂きありがとうございます

 

皆さん、お花見は行かれましたか?

満開の桜の下でお弁当なんて

イイですねえ

 

全国に有名お花見スポットは

ありますが中でも京都は

有名どころがたくさんありますね

 

わが大将が板前修業をしていたのも

その京都ですが、これは大将の

板前修業時代ウン十年前のお話です

 

板前見習いの大将はもちろん下働き。

当時の板前見習いは叱られるのが

いわば仕事の様なものでした。

 

春の観光シーズンなどそれはそれは

忙しい、戦場の様な毎日でありました

店は仕出しもありましたので

配達ももちろん見習いの仕事でした

 

ある日、御室の有名な仁和寺という

大きなお寺にお花見の弁当を

届ける事となり、大将は出かけました

 

”お花見会場の入り口にいます”と

お客様はおっしゃっていたそうです

 

ところが…到着したお花見会場は

霞むほど大きなところで、しかも

人、人、人…そして入口は何か所も

あり、どの入り口なのか分かりません

 

今なら携帯電話で確認が出来ますが

当時はそんなものありません。

ヒエ~!えらいこっちゃー!

大将、大ピンチです!

 

真っ青になって必死で探しまわり、

ようやく見つけてお届けしました

結構な時間が経っていたそうです

 

恐る恐る店に帰ると、案の定…

”今頃まで、何しとったんやーーっ!!”

 

“今はええなぁ…

あの頃に携帯電話が

あったらなあ” と、しみじみ…

 

”昭和” という時代は

大変でございましたな…大将

御苦労さまでした…笑